綱渡りの最後の1メートル
綱渡りをしているとき(普通はしない?)、まあ、アスレチックの平均台とか、イライラ棒をしていたとして、もうすぐゴールだ!ってところまできたときに、早くゴールしたい、今すぐにこの緊張から解放されたいからと、最後を一気に駆け抜けようとすることがあると思うんですよ。
でも、せっかく今まで慎重にことを進めていたのに、その最後の緊張さを欠いた行動で今までの苦労が水の泡ということがあると思うんです。
FIRE達成の最終段階にもこれと同じことがあると思ってて、もうすぐFIRE達成のゴールが見えてきて、早く楽になりたいとばかりに見切り発車でエイヤ!と始めてしまうと、見切りが少し早くてゴール手前で真っ逆さまに落ちてしまうということがあると思うんです。
まあ、FIREの場合は手前で真っ逆さまではなく、だいぶ進んできてから「あれ?このまま一生を過ごすのにはちよっと足りなくね?」と気づいて徐々に下降していく感じでしょうか。
ゴール手前で慎重さを欠くようなこともしたくないし、でも慎重にしすぎて本来ならリタイアできていた期間を生活のための労働にはあてたくない。
やはりここでもジレンマですね。