失敗する贅沢
前々回の記事の最後のほうでも書きましたが、失敗することってとても贅沢だと思うんですよ。時間やお金というとても大事なリソースを無駄にしてしまうのですから。
ただ失敗して時間やお金を無駄にして嫌な気持ちになるだけだったら失敗は贅沢にはなりません。失敗を贅沢に昇華させるためには、失敗することを込みで何かにチャレンジするときの担保にすることだと思います。
何かに挑戦するときには必ず失敗が付き纏います。そもそも成功しかしないのならそれはチャレンジではありません。つまり、失敗は何かに挑戦するための担保でありコストです。
私の目下の挑戦はもちろん転職ということになりますが、まだ若かった頃はこの担保を十分に用意することができていませんでした。つまり、もし転職に失敗したりしたら早晩生活に行き詰まったり、その後のまだまだ長い人生を歩まなくてはならないという多大なコストがかかってきます。
ひるがえって現在、若い頃に比べればそれなりの蓄えもありすぐに生活に行き詰まることもなく、老い先だってそう長くはありません。
今まで頑張って溜めてきた担保、今使わずにいつ使うのか?死んだら担保は使えません。失敗できるだけの担保を今まで働いて溜めてきたんです。
私は今年中に贅沢をする予定です。