FIREに公的年金を計算に入れてよいか?
FIREの「FI」は、Financial Independent(経済的自立)なので、その定義からいけば公的年金という国に頼らなければならないものを計算に入れるのはどうか?という話が出る場合があります。
私の結論としては「計算に入れてよい」です。
理由は簡単。ケガや病気をしたときには公的制度である健康保険を使うでしょ?ということです。
将来のFIREを計画している人、もうFIREした人で、健康保険を使わずに自己負担10割を前提にしている人なんていないでしょう。公的年金も健康保険と同様に前提にしようということです。
今の水準の年金給付が将来も続くかという問題はありますが、まったく無くなるということもないでしょう。
じゃあ、もし、年金が破綻して給付がゼロになったら?
もうね、そこまで国がダメになったら国とともに自分も滅べばいいんですよ。どうせ遠からず年老いて自分も滅びますから(笑)
公的年金の破綻まで織り込んでFIREを計画するのは、少なくとも私には不可能です。